ヴォクシーに純正の車中泊仕様があった! 新型にも続投を熱望! モデリスタ“マルチ ユーティリティ”のベッドキットが使える!

家族でのお出かけが楽しいミニバンは、ちょっとシートを倒せば、広い空間を活かした“車中泊”も気軽に楽しめる。そんなミニバンの特性を活かし、もっと旅先で気軽に泊まれそうなアイテムを盛り込んだ、車中泊に特化したモデルも用意されている。トヨタのカスタマイズでお馴染みモデリスタが手掛けた「トヨタ ヴォクシー “MULTI UTILITY(マルチユーティリティ:MU)”」もその1台だ。間もなくモデルチェンジが予定されるヴォクシー、その新型にも設定を切望したいカスタムコンプリートカーをご紹介しよう。

トヨタ 新型ヴォクシー コンプリートカー「“MULTI UTILITY”(MU:エムユー)」

2022年1月、いよいよフルモデルチェンジ! 新型ヴォクシーは室内空間もさらに拡大

トヨタ自動車「新型ノア/ヴォクシー」ティザーサイトより

2021年12月8日(水)、トヨタが人気Mクラスミニバン「ヴォクシー」「ノア」を2022年1月にフルモデルチェンジすることを公式サイト上で明らかにした。新TNGAプラットフォームの採用で、走りやパッケージング、そして先進運転支援機能も大幅に進化する。

今回公開された画像は、新型ヴォクシーと新型ノアのフロント一部分のみだが、現行型のイメージを継承しつつも、さらに迫力あるフロントマスクへと進化していることが伝わってくる。

新プラットフォーム採用でパッケージも見直される新型ヴォクシー

2022年1月にフルモデルチェンジ予定の新型ヴォクシー ティザー画像

2021年12月8日現在、新型ヴォクシー/ノアの内装や仕様などの詳細は明らかにされていないが、新プラットフォーム採用によりパッケージも見直され、従来型以上に室内空間は拡がり、使い勝手も向上することだろう。ちょっとシートを倒せば、広い空間を活かした“車中泊”も気軽に楽しめることだろう。

現行型ヴォクシーには、そんなミニバンの良さをさらに発展させたモデルがある。車中泊以外にも様々なレジャーに活躍しそうなモデルだ。今回は改めてヴォクシーのカスタムコンプリートカーをご紹介する。

遊びに特化したカスタムコンプリートカー「トヨタ ヴォクシー “MULTI UTILITY(マルチユーティリティ:MU)”」

「トヨタ ヴォクシー “MULTI UTILITY(マルチユーティリティ:MU)”」

トヨタのMクラスミニバン「ヴォクシー」のカスタムコンプリートモデル。といっても、ドレスアップやチューニングモデルではない。アウトドアレジャーなどをアクティブに楽しむ人に向けた「ヴォクシー “MULTI UTILITY(マルチユーティリティ:MU)”」である。

車中泊に特化したモデルではないが、遊びのために考えつくされた仕様となっている。乗車定員は5名で、サードシートは備わらない2列シート仕様だ。荷室床は明るいオーク木目調のロンリウム(硬質塩ビ)仕上げで、汚れてもさっと拭ける。大容量の荷室床下収納も便利だ。

マルチユースボードは車中泊派ならずとも必須の便利アイテムだ

ディーラーオプションのマルチユースボード。1枚あたりの耐荷重は100kg(写真は車中泊向きな「フラットモード」), マルチユースボードは写真のように車外に出してテーブルとしても活用できる。価格は13万2000円だ
ディーラーオプションのマルチユースボード。1枚あたりの耐荷重は100kg(写真は車中泊向きな「フラットモード」), マルチユースボードは写真のように車外に出してテーブルとしても活用できる。価格は13万2000円だ

そしてヴォクシー MUに乗る車中泊派に必須のアイテムが、ディーラーオプションのマルチユースボードだ。写真のように後席シートと組み合わせベッドとして使用したり、荷室の仕切り棚やアウトドアでのテーブルなど、様々な用途に活用できる。足は取り外し可能で、ボード自体も使わない時には後席後ろに収納できる。

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トヨタ ヴォクシー “MULTI UTILITY(MU)”は、ベースモデルに通常の「ZS」グレードのほか、特別仕様車「ZS “煌(きらめき)III”」を選ぶことも出来る。全車ガソリンモデルのみで、2WD(FF)のほか4WDも選択可能だ。価格は297万8800円から327万2500円まで(消費税込み、以下同)。

ただし間もなくモデルチェンジの予定を控えているため、在庫については各販売店に直接問い合わせて欲しい。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA・TOYOTA CUSTOMIZING & DEVELOPMENT・小林 岳夫]

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