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サッカーJ2のV・ファーレン長崎の加藤聖、五月田星矢の2選手らは14日、長崎原爆資料館(長崎市平野町)にファンや選手らが折った千羽鶴と、全選手のサインが入った平和祈念ユニホーム2着を寄贈した。同館地下2階の円形パビリオンで来年2月末まで展示する。
V長崎は平和の尊さを発信しようと、2015年から平和祈念活動としてハトなどをあしらったユニホームを製作するほか、千羽鶴などを資料館に寄贈している。今年7月には全選手が資料館を見学し、被爆体験を聴いた。
寄贈した千羽鶴は、7~9月のホーム戦でファンが会場で折った鶴などをつなぎ合わせた。寄贈式で同市出身の五月田選手は、平和学習を通じて自らが「(平和を)発信する立場にある」と感じており、「J1昇格を目指し、多くの人に(平和の大切さを)発信できるように頑張りたい」と話した。