チーム内でコロナウイルスのクラスターが発生し、12月に入り複数試合が延期となっているトッテナム・ホットスパー。ようやく活動再開となった最初の相手は、リーグでも屈指の強敵リバプール。長い準備期間があったとポジティブに捉えれば、アントニオ・コンテ監督の綿密な采配が見られるかも知れない。
クラスター発生のトッテナム、ECLに続きブライトン戦延期を発表
欠場者情報
トッテナム・ホットスパー
・今月上旬にコロナウイルスの検査で陽性反応が確認され、９選手が自主隔離となっている。
・セルヒオ・レギロンは今月初めにハムストリングを痛めたものの、リバプール戦で復帰の見込みだ。
リバプール
・フィルジル・ファン・ダイク、ファビーニョ、そしてカーティス・ジョーンズがコロナウイルス感染で直近の試合を欠場。再検査待ちだがトッテナム戦の出場は極めて低い。
・ディボック・オリギは膝に痛みを抱えており、ピッチに立つかは定かではない。
マッチプレビュー
トッテナム・ホットスパー
・トッテナムはリバプールとのリーグ戦ここ17試合でわずか１勝（4分12敗）。直近の６試合はいずれも敗れている。
・リーグ戦ホーム過去18試合で12勝6敗で、トッテナムは引き分けに終わってない。直近を含め同期間で３連勝を３回していて、４連勝となれば2020年6月から7月に達成して以来となる。
・アントニオ・コンテ監督のリバプールとの対戦成績は、プレミア4戦で1勝2分1敗。コンテ監督がプレミアで指揮して初めてホームで敗れた相手が、チェルシーを率いた2016年9月のリバプール戦だった（1-2）。
リバプール
・先月のウェストハム・ユナイテッド戦で2-3で敗れたリバプール。2015年4月以来、トップリーグでのロンドン遠征で連敗をしていない。
・リバプールは12月に圧倒的な好成績を残しており、2016年にボーンマスに3-4に敗れて以来リーグ34試合無敗を維持。これはどのクラブよりも長い無敗記録だ。
・ロベルト・フィルミーノはトッテナム戦リーグここ６試合で５得点をマークし、うち３点が決勝弾に。またモハメド・サラーはプレミア15戦連続でゴールかアシストを記録していて、今節もゴールに絡めばリーグ新レコードとなる。
