神奈川県内 来春のスギ花粉、例年よりやや少なめか

12月10日に撮影した清川村煤ケ谷の土山峠付近の調査スギ林。葉の先端の黄色味がかっているのが雄花(県自然環境保全センター提供)

 神奈川県自然環境保全センター(厚木市七沢)は21日、来春の県内のスギ花粉飛散量について、「例年よりもやや少ない」との予測を発表した。

 同センターが県内のスギ林30カ所で花粉を飛ばす雄花の着花量調査をしたところ、着花点数の平均は37.8点で、昨年の48.7点や、過去25年間平均の44.5点を下回った。過去5年間では最低だった。

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