福山城天守 復元概要を発表 福山市

来年の築城400年に向け改修工事中の福山城について全国唯一といわれる鉄板張りなど復元の概要が発表されました。

福山市によりますと復元される天守の北面には幅約11センチ、長さ約1メートル30センチの鉄板が2000枚ほど張り付けられます。

鉄板には年月が経過したような質感を再現する塗装が施され、上下を重ねる羽重ねと呼ばれる張り方も再現されます。

このほか窓の形なども変更されます。

市は戦前に撮影された写真で空襲で焼失する前の様子を確認し、復元案を決定したということです。

福山市文化観光振興部 岩本信一郎部長「全国唯一の鉄板張りの復元でございます。市民の皆さまには今しばらくお楽しみにお待ちをいただきたい」

福山城の天守は来年7月には囲いがとれ、8月には再オープンする予定です。

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