こんにゃく座オペラ公演 大晦日の物語「森は生きている」が12月27日に山口市民会館で上演

▲2021年2月「創立50周年記念公演」の様子 撮影:前澤秀登

 大晦日の夜に繰り広げられる不思議な物語「森は生きている」(サムイル・マルシャーク原作)のオペラ公演が、12月27日(月)午後6時から山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。    

 1971年に創立され、「言葉がはっきりわかる」オペラを目指す「オペラシアターこんにゃく座」(神奈川県)が、1992年の初演以来、レパートリーの一つとして上演し続けている子どもから大人まで楽しめる作品だ。主催は、認定NPO法人こどもステーション山口(TEL083-925-1486)など。    

 大晦日、年若いロシアの女王が、4月に咲く「マツユキ草」を今すぐに欲しいと言い出した。そのため、国中は大騒ぎになる。褒美の金貨に目がくらむ継母からマツユキ草を採ってくるように言い付けられた一人の娘が、寒く暗い森に追いやられる。森の中では、1月から12月の月の精たちが、たき火を囲んで新年を迎える儀式を行っていた――。    

 前売り券(全席指定)は、一般3200円、4歳から25歳まで2500円で、同館、山口井筒屋、YCAM、C・S赤れんがなどで購入できる。3歳以下は入場不可。当日券は各500円高。

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