手作り干し柿甘みたっぷり 予約受け付け開始 柿崎を食べる会

 柿崎区の若手農業者グループ「柿崎を食べる会」は、手作りした干し柿の予約受け付けを開始した。1パック200グラム6個前後入りで1080円(税込み)=写真。

 作り始めて今年で9年目になる。四角い形が特徴の渋柿「八珍」を区内で収穫し、皮むきなどの処理をした後、同区東横山の小屋に干した。尾神岳から吹き下ろす風を受けてじっくりと甘みを増し、干し柿独特の糖分の結晶をまとっている。

 昨年に比べ豊作で、甘さも十分。同会の田中基輝さんは「昔ながらの製法で作った。懐かしい味を楽しんでもらいたい」と話している。

 予約は同会(電025・520・6003、平日午前10時から午後3時まで)へ。

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