福島駅 山形新幹線アプローチ線工事により、奥羽本線普通列車 福島ー庭坂間 日中約1年間運休 2022年3月12日から

2021年12月22日、JR東日本 仙台支社は、2022年3月12日から約1年間、日中に限り、奥羽本線 福島ー庭坂間の普通列車を運休し、バス代行運転をすることを発表しました。

“山形新幹線”に充当されているE3系1000番台 2020.8.28 福島駅 P:鉄道博士

JR東日本では、2021年5月から、奥羽本線と新幹線上りホームを結ぶアプローチ線の新設工事を行なっています。このほど、奥羽本線をまたぐ箇所の高架橋新設工事に着手するため、奥羽本線の福島駅ー庭坂駅間の日中帯の普通列車の運転を取りやめ、バスによる代行輸送を実施することになりました。

現在のアプローチ線は1本しかないため、上り<つばさ>の併結相手となる上り<やまびこ>が、東北新幹線の下り線を2回平面交差しています。そのため、ダイヤ乱れを拡大する原因になっており、それを解消するための工事が本格化することによる措置です。

福島ー笹木野間の代行バスの所要時間は約19分、笹木野ー庭坂間の代行バスの所要時間は約12分となります。庭坂ー米沢間では、普通列車が平常通り運転されます。また、<つばさ>の運転取りやめは予定されていません。

代行バスの乗降場所は、2022年1月中旬頃に発表される予定です。

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