丸井百貨店で「韓国館」がオープンへ 韓国全国が集められた良品を販売...韓国企業が明かす

韓国スタートアップが日本の丸井と提携し「韓国館」を開くこと分かった。

韓国のVREDU(ブイアールエデュ/代表キム・ジェホン)は22日、自社のオンライン旅行プラットフォーム「Enjoy Street」を活用し、日本の丸井(OIOI)デパートで韓国館を運営すると明らかにした。

VREDUによれば、丸井百貨店側が「Enjoy Street」を活用した事業モデルを肯定的に評価し、韓国館の運営などを提案したという。これにより、有楽町の百貨店内に韓国館が開設されるとのこと。「Enjoy Street」に入店する韓国製品が展示・販売される。VREDU側は韓国内の有力店舗などの入店を募集する。

VREDU

丸井の韓国館では韓国製品を直接見ることができる。オンラインでメーカーの工場・販売店などのコンテンツもリアルタイム放送するという。韓国館に在庫がある場合は日本国内で配送が行われ、そうでない場合は韓国から直接発送されるとのこと。このような配送システムも「Enjoy Street」が担当する。丸井側はポスターや展示用品、マーケティングや決済スタッフなど提供すると伝えられた。

キム・ジェヒョンVREDU代表は「日韓間の雰囲気は相変わらず冷たいが、持続的なコラボレーションがなされ、いつかは韓日だけでなく、全世界の人々の関係が改善される日が来ることを期待する」と話した。

丸井百貨店韓国館は、来る2022年から運営される予定だ。VREDUは加盟店募集に乗り出しており、ソウル・京畿・江原・済州など全国の優秀製品を集め、ビューティー・ファッション・リビングゾーンなどに分けて運営する計画だ。

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