韓国紙「中国でKシャインマスカットが激しく売れる...一房1万円超」「日本が開発も韓国が上回る」

韓国産シャインマスカットが中華圏で大きな人気を集めているようだ。

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ソウル新聞は5日、『食感サクサクでマンゴーのような香り… 中華圏を捕らえたKシャインマスカット』というタイトル記事を掲載した。同紙は韓国農林畜産食品部の統計をもとに、「昨年ブドウの輸出額は250%急増となる3100万ドルを記録したが、このうち90%がシャインマスカットだ」とし、「特に中華圏でKシャインマスカットが大きな人気を集めている」と伝えた。

同紙は韓国農水産食品流通公社(aT)の先月発表を引用し、中国のブラックフライデーである光軍節に同地の人気インフルエンサーと共に繰り広げたシャインマスカットの販売イベントがユチューブで105万回のPVを記録するなど注目を集めたことを紹介した。

続けて、ブランド品販売額で世界2位をほこる北京SKP百貨店BHC店において、「Kシャインマスカット一房が約12万ウォン(約1.1万円)で販売されている」「中国産より少なくとも3倍以上の高価な価格であるにもかかわらず、高所得層を中心に激しく売れている」と伝えた。

画像:韓国産シャインマスカット/ショッピングサイト

ソウル新聞は「Kシャインマスカは果肉が硬く、食感がサクサクし、噛むほどマンゴーのような香りがするのが特徴だ」とし、「中国産に比べて皮が薄く、糖度が格段に高く、需要がますます増えている」と説明した。

続けて「シャインマスカットを初めて開発したのは日本だが、栽培が難しく育成が活性化しなかった」としつつ、「しかし、韓国は農食品部とブドウ輸出統合組織などと協力して栽培と品質管理技術を確立し、2019年から輸出物量が日本を上回るようになった」と強調した。

韓国農水産食品流通公社は1日、雪香(ソルヒャン)など高級イチゴのシンガポール向け配送に専用飛行機便をチャーターしていたが、香港向けにも運航することになったと発表した。イチゴのシーズンを迎え、既存便だけでは積載スペースが不足するためであると説明された。

韓国の高級イチゴ「雪香」/ショッピングサイト

今回の専用航空機は、イチゴが本格的に輸出される12月1日から5ヶ月間、香港は毎日2回、シンガポールは週5回(火~金、日)運行されるとのこと。

農食品部のチョン・ヒョンチュル食品産業政策官は「イチゴ専用航空機運営を通じて物流混乱という悪条件の中でも韓国産プレミアムイチゴが支障なく輸出されることを期待している」とし、「今後も韓国産イチゴの輸出底辺拡大のため生産から輸出前段階にわたる支援を惜しまないだろう」と明らかにした。

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