長崎ペンギン水族館で「ハッピークリスマス」 クラゲや珪藻ツリーを展示

クラゲなどを展示する会場=長崎ペンギン水族館

 長崎市宿町の長崎ペンギン水族館は「水族館のハッピークリスマス」と銘打って、常設展示していない国内外3種のクラゲや、植物プランクトンの一種「珪(けい)藻(そう)」で表現したクリスマスツリーの写真などを展示している。
 珪藻は海や川におり、大きさは0.1ミリ以下。西欧では19世紀ごろ、顕微鏡を使って並べる珪藻アートが貴族の間で流行したという。ツリーのほか、雪の結晶を模した写真などを壁一面に展示。薄暗い室内を、クラゲを模したランプがきらびやかに照らしている。来年1月10日まで。
 2階キッズルームでは、サンタクロース姿のペンギングッズなど100点以上を展示。クリスマス限定のペンギンカードを館内で配布している。どちらも25日まで。
 友人らと訪れた北九州市の看護師、野口優樺さん(24)はクラゲなどの展示を見て「幻想的で良い雰囲気。普段見られないクラゲを見られて良かった」とほほ笑んだ。


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