「朝鮮人民と苦楽を共にした」、総書記が中国大使にメッセージ 7年間の任期を終えて万寿台議事堂で崔龍海委員長と面談

金正恩総書記が離任する在朝中国大使にメッセージを送った。

最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長(朝鮮労働党政治局常務委員)が22日、平壌の万寿台議事堂で離任のあいさつに訪れた李進軍駐朝中国大使に会った。

崔龍海委員長が李進軍駐朝中国大使に会った。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

朝鮮中央通信によると、金正恩総書記が李進軍大使に送った言葉を委任による崔龍海委員長が丁重に伝えた。

金正恩総書記は、社会主義を核とする朝中親善がこんにち、両党の首脳の指導の下で新しい活力期を迎えたことについて大変満足に思うとし、これまでの7年間、数回にわたる朝中首脳の対面を成功裏に補佐し、両党、両国間の親善関係の発展のために多くの努力をしたし、朝鮮人民と苦楽を共にした大使を高く評価したという。

金正恩総書記は、大使が健康な体で朝中親善関係の発展のために努力し続けることを願うとし、習近平総書記の指導の下で中国の党と政府、人民が中華民族の繁栄のための新たな100年道程でさらなる成果を収めることを願った。

李進軍大使は、任期の間、活動と生活に深い関心と配慮を施した総書記に感謝のあいさつを伝えてくれることを崔龍海委員長に託した。

また、金正恩総書記の指導に従って朝鮮人民が自力更生、刻苦奮闘しながら社会主義建設の各分野で前進を遂げており、特に第8回党大会(2021年1月)の決定を貫徹するための初年の活動で成果を収めていることについて心から祝うと述べ、両党、両国の最高指導者たちの直接的な指導の下で新しい時代に入った中朝親善関係をいっそう発展させるために今後も努力し続けると語った。

これに先立って崔龍海委員長は、李進軍大使に朝鮮民主主義人民共和国親善勲章第1級を授与した。

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