今年の漢字は「一」 横浜市・山中市長「あっという間」

今年を表す漢字に「一」を掲げる山中市長=横浜市役所

 横浜市の山中竹春市長は23日の定例会見で、今年を表す漢字に「一」を挙げた。市長就任1年目に、市職員と心を一つにして市政課題に取り組んできたことなどが理由という。

 山中市長は、8月30日に就任して以降の日々を「責任の重さを感じながら全力で職務に臨んだ」と回顧。新型コロナウイルス感染症対策やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の撤回、保留児童解消に向けたプロジェクトチーム設置などに取り組んできたとし、「4カ月はあっという間だった」と振り返った。

 また、市長選で立憲民主党の推薦を受けて当選した山中市長は、自公系会派が過半数を占める市会との関係についても「『市民の幸せ』という一つのゴールに向けて、来年以降も議員の先生方といろいろ相談したいと思っている」と述べた。

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