日本でもオミクロン株の広がりが懸念される中、23日、京都府で前日に続いて3人、東京都でも1人のオミクロン株の市中感染が明らかになった。年末年始での新たな拡大局面が現実味を帯びてきている。
東京都内で初めて市中感染確認
東京都の小池知事は23日会見で、この日新たに4人がオミクロン株に感染していたことが判明したと述べたうえで、このうち1人が感染経路不明で市中感染とみられると語った。この人は都内の診療所に勤める医師で、陽性判明後都内の別の病院に入院している。濃厚接触者は5人とされ検査したが全員陰性だという。
京都府内では新たに3人
京都府の西脇知事も23日の記者会見で、新たに3人がオミクロン株に感染したと発表した上で、全員市中感染だとの見解を示した。内訳は同じ職場に勤める30代女性2人と、この2人とは関連がない50代男性1人。3人とも海外渡航歴はなく感染経路不明で、市中感染だとしている。京都府内では昨日初めて市中感染によるオミクロン株の感染者が1人判明しており、連日の判明となった。