横浜・北仲通ににぎわいを 南北つなぐ「クロスデッキ」開通

開通した歩行者デッキ「北仲クロスデッキ」=24日、横浜市中区

 横浜市中区の北仲通地区内に、市役所が建つ南側と海に近い北側とを結ぶ新たな歩行者デッキ「北仲クロスデッキ」(全長約42メートル、幅約6メートル)が24日、開通した。

 クロスデッキは造船用語で、横方向に渡るデッキを指す。市役所の議会棟が船をイメージしていることもあり、名称募集で寄せられた318件から決定した。

 同地区内は再開発が進められており、全体の整備が完了するのは2027年度ごろと見込まれる。将来は桜木町駅から同地区の北側まで、建物2階レベルのデッキでつながる計画だ。

 市の担当者は「クロスという言葉にある通り、多くの人々が行き交うことで、にぎわいや活気が生まれてほしい」と話している。

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