【2024-2025年版】連休はいつ?日本の「祝日」一覧

できれば祝日を避けた方がベター

日本には年に16の国民の祝日があり、祝日と週末が重なって連休になることがあります。その日は多くの観光地や繁華街が日本人で賑わいます。もしも人混みを避け、快適に観光を楽しみたいのなら、国民の祝日は避けるのがよいかもしれません。

この記事では2024年、2025年の国民の祝日と連休の情報を表にして紹介! それぞれの祝日についても詳しく紹介していきます。ぜひ日本観光に役立ててください。

※一部、国民の祝日以外に混雑が見込まれる休日や期間も紹介しています。
※日本政府の方針により、国民の祝日は変更の可能性があります。

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2024年の祝日・連休

※「体育の日」は、2020年から「スポーツの日」に改称。

2025年の祝日・連休

注意

1)
国民の祝日にだけ開かれているイベントやキャンペーンもあります。詳しくは「都内の動物園・博物館・公園が無料になる!お得な無料開放日カレンダー」をご覧ください。

2)
日曜日と「国民の祝日」が同じ日の場合、翌月曜日も休日となります。人手が多くなる場合があるので、上記の表を確認してください。

目次

1. 1月1日
2. 1月第2月曜日
3. 2月11日
4. 2月23日
5. 3月20日、21日ごろ
6. 4月29日
7. 5月3日
8. 5月4日
9. 5月5日
10. 7月第3月曜日ごろ
11. 8月11日
12. 8月13日〜8月16日前後
13. 9月第3月曜日
14. 9月22、23日ごろ
15. 10月1日
16. 10月第2月曜日
17. 11月3日
18. 11月23日
19. 12月28日〜翌年1月4日前後

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1.元日 1月1日

日本では旧正月ではなく、この新正月を大々的に祝います。商店街など個人商店は1月1日〜1月3日ごろまで閉まっている場合が多いので注意しましょう。また、有名神社は初詣客でごった返すため、入り口から本社まで数時間かかる場合もあります。

由来

1年の始まりを祝う日で、新暦が布かれた1948年から祝われています。

2.成人の日 1月第2月曜日

1月の第2月曜日に開かれる、若者が成人になったことを祝う日です。

各市町村ではこの日、「成人式」が行われます。東京ディズニーランドのある千葉県浦安市では、パーク内で成人式が行われます。その分、園内は混雑するので注意しておきましょう。

3.建国記念の日 2月11日

毎年2月11日に行われる、日本の建国を祝う日です。原宿駅のすぐ側にある明治神宮ではこの日、建国を祝うパレードが行われます。沿道にはパレードの見物客が集まるので、混雑が見込まれます。

由来

日本神話に記録される、日本の初代天皇・神武天皇の即位日。

4.天皇誕生日 2月23日

今上天皇の誕生日です。2019年の新天皇の即位に伴い、12月23日から2月23日に変更になりました。

東京都千代田区の皇居では、今上天皇の誕生日を祝うため多くの人が集まる、一般参賀が行われます。周辺では交通規制が行われる場合があるので、一般参賀に行かない方も注意が必要です。2023年一般参賀は、密集を避けるため抽選で、1回あたり1,500人程度に絞り、午前中に3回開催予定。

5.春分の日 3月20日、21日ごろ

北半球である日本では、夏に近づくと昼が長くなり、冬に近づくと夜が長くなります。春分の日は、昼夜の時間がおおよそ同じになる季節の変わり目です。太陽や地球の動きに左右されるため、明確な日付は決まっておらず毎年微妙に前後します。

なお、観光にはあまり関係ありませんが、日本人はこの時期に先祖のお墓参りをし、ぼたもちと呼ばれる和菓子を食べる習慣があります。スーパーや商店街に行くとぼたもちを売っているので、ぜひ購入してみてください。

季節柄、全国の梅の名所でイベントが開かれます。

6.昭和の日 4月29日

昭和とは日本の時代区分のひとつ。昭和の日は昭和の時代を顧みる日として制定されました。この日は東京都立川市の昭和記念公園が無料で開放されます。そのぶん園内は混雑するので注意してください。

由来

第124代天皇・昭和天皇の誕生日で、昭和天皇の生前は天皇誕生日として祝われており、昭和天皇の崩御後も2006年まではみどりの日として祝われていました。

7.憲法記念日 5月3日

春の行楽シーズンであるゴールデンウィークを構成する休日のひとつ。そのため、全国でさまざまなイベントが開催されます。各種の観光地、新幹線や高速道路などの交通機関・道路が非常に混雑します。

希望のイベントが開催されていないのであれば、避けたほうがよい時期です。

由来

1947年5月3日に施行された日本国憲法の制定を祝う休日。

8.みどりの日 5月4日

「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを目的に制定された休日で、憲法記念日や子どもの日と同様にゴールデンウィークを構成します。自然に親しむことが目的であるため、都内の一部の動物園や都立庭園も無料開放されます。

※みどりの日に入園無料になる都内の施設はこちら

下記は、みどりの日に無料開放される施設です。

9.こどもの日 5月5日

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを目的とする休日で、やはりゴールデンウィークを構成する休日のひとつです。

この日は都内の動物園など、子ども向けの施設で入園料が無料になったりディスカウントされる場合があります。子連れの方は事前に調べておくとよいでしょう。

鯉のぼりを飾るなど、子どもの成長を祝い願う習慣が古くから続いています。そのほか、柏餅やちまきなどの和菓子を食べる習慣もあります。

由来

季節の節目を示す、5つの節句(せっく)の中の端午の節句が由来。12世紀ごろから、子どもの成長を祝う節句として祝われるようになった。

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10.海の日 7月第3月曜日ごろ

「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」休日で、毎年7月の第3月曜日に設定されます。

名前の通り、海にまつわるイベントが全国で開かれ、特に全国の海上自衛隊の基地(横須賀、佐世保、呉、舞鶴、大湊など)では、基地を一般に開放する場合があります(毎年&すべての基地ではありません)。

ちなみに、周囲を海と接していない奈良県では、独自に「奈良県 山の日・川の日」を制定しています(海の日と同じ、7月の第3月曜日)。

由来

1876年、東北を巡航中だった明治天皇が、軍艦ではなく一般的な汽船で横浜港に帰着したことにちなみます。

11.山の日 8月11日

2014年に制定され、2016年に初めて施行された新しい休日です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ための休日で、2016年は長野県の上高地や東京都の高尾山などでイベントが開かれました。ただし、できたばかりの休日のため今後イベントがなくなったり、新しいイベントが定番化する場合もあります。

12.お盆 8月13日〜8月16日前後

国民の祝日ではありませんが、この時期には日本人の多くが休暇を取得し、里帰りをします。ゴールデンウィークや年末年始と同様に、1日だけではなく数日にわたって交通機関や高速道路が非常に混雑します。

明確な日にちが決まっているわけではなく、地域によっても時期が異なる場合があります。8月15日前後で、土日と組み合わせて休暇を取る場合が多いので、カレンダーを見て確認してみましょう。

13.敬老の日 9月第3月曜日

毎年9月の第3月曜日は敬老の日です。老人を敬愛し長寿を祝う日とあって、国立の公園や動物園では年配の方の入園が無料になります。年齢の基準は、60歳以上または65歳以上に設定している施設が多いようです。

14.秋分の日 9月22、23日ごろ

春分の日に相対するのが、この秋分の日です。春分の日と同様に、日本人は秋分の日にもお墓参りをします。9月のこの時期は祝日が重なることが多く、5月のゴールデンウィークに対して「シルバーウィーク」と呼ばれています。

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15.都民の日 10月1日

国民の祝日ではありませんが、多くの観光客が集まる東京の記念日なのでご紹介します。この日は都内の多くの施設が無料開放されるため、お得なぶん混雑が見込まれます。

16.スポーツの日(体育の日) 10月第2月曜日

「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う」ための休日で、この日は全国の体育館や運動場で、スポーツに関するイベントが開かれます。

由来

1964年に開かれた東京オリンピックの開会式の日(10月10日)にちなみます。当初は10月10日を体育の日と呼んでいましたが、現在は10月の第2月曜日に設定されています。

17.文化の日 11月3日

毎年11月3日に設定される、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨とする休日。この日の前後には文化庁主催の芸術祭が開催されたり、一部の博物館・美術館で入館料が無料になったり、独自のイベントが開催されます。

ユニークなところでは、東京都の府中刑務所では毎年この日に文化祭を開催しています。刑務所と言うと少し恐ろしいかもしれませんが、地元の住民も集まる、いたって安全なイベント。刑務所のご飯を食べられたり、受刑者の制作した品物を購入できたりします。

由来

1946年11月3日に日本国憲法が公布されたことにちなみます。なお、5月3日の憲法記念日は、日本国憲法が施行された日です。

18.勤労感謝の日 11月23日

勤労や生産を尊び祝う休日。季節柄、紅葉の名所は非常に混雑します。

由来

五穀豊穣を祝う新嘗祭(にいなめさい)にちなみます。古くから米を食べて暮らしてきた日本ならではの休日です。

19.年末年始 12月28日〜翌年1月4日前後

国民の祝日ではありませんが、12月28日〜翌年1月4日前後の年末年始は、日本中の繁華街や交通機関が混み合います。

新年に多くの方が里帰りをするため交通機関は予約が取りづらくなり、その年の片付けと新年の準備のため商店街や繁華街も人でごった返します。

日本の休日を知り、日本を賢く観光しよう

いかがでしたか? 日本の休日の多さに驚いた方も多いのではないでしょうか。

日本を観光する際は、自分の行く時期が休日とかぶっていないか、かぶっている場合はどこに行けば比較的混雑していないのかを確認しておきましょう。

事前の準備がない場合より、スムーズで快適に旅行できるはずです。

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※本記事は2016年11月30日に公開した記事をリライトしたものです。

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