ウインターカップ高校バスケ 男子・西海学園2回戦へ 呉港に102-93

【男子1回戦、西海学園―呉港】第1クオーター、西海学園のフォワード小田代がシュートを狙う(写真左)、第1クオーター、西海学園のフォワード徳永がドライブを仕掛ける=東京体育館(JBA提供)

 バスケットボールの第74回全国高校選手権(ウインターカップ)第2日は24日、東京体育館などで男女の1、2回戦計36試合が行われ、長崎県勢は男子の西海学園が呉港(広島)に再延長の末、102-93で競り勝って2回戦に進んだ。西海学園はウインターカップ3度目の出場で初勝利。
 西海学園は前半、センターのジャンバルボ、フォワード小田代のインサイド陣を軸に攻勢を強め、40-34とリードして折り返した。第3クオーターもリズムよく攻め、7分に57-39と18点差をつけたが、その後は呉港ペースに。一気に差を詰められ、79-79で5分間の延長戦へ入ると、ここでも決着がつかずに90-90で再延長へ。最後は西海学園が小田代のゴール下、フォワード徳永の速攻、ガード宗像の3点シュートなどで、粘る呉港を突き放した。
 女子で3連覇を狙うインターハイ覇者の桜花学園(愛知)は93-40で日本航空(山梨)に快勝して3回戦進出。男子で20度の優勝を誇る能代工と能代西が統合した能代科学技術(秋田)は桜丘(愛知)に敗れた。
 第3日は25日、同体育館などで男女の2、3回戦計24試合を実施。西海学園は桐生第一(群馬)との2回戦(10時40分・東京駒沢体育館)に臨む。


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