米海兵隊基地「マスク着用義務化」 行動制限も14日に強化

 在沖米海兵隊は24日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本全体の海兵隊基地内で海兵隊関係者にマスク着用を義務化したと発表した。これまでワクチンを2回接種した関係者には基地内はマスクなしで一定の活動を認めていたが、今後は基地内でも飲食と運動の間を除いてマスクを着用しなければならない。
 一方、マスク義務化は「最近の感染拡大を受け」と説明しており、状況が落ち着くまでの一時的な対応とみられる。
 行動制限の期間も一律14日間に強化したと強調した。これまで行動制限期間中もワクチン接種を2回済ませた人は基地内で自由に移動できたが、今後は必要最低限の施設利用に限定するという。5日目にPCR検査を受けて陰性が確認されると、14日の期間内でも基地外で通院や料金支払い、食料品の買い物などを認める。
 (明真南斗)

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