後継にATR製2機の導入目指す 2023年度中 オリエンタルエアブリッジ(ORC)

 オリエンタルエアブリッジ(ORC)は24日、導入から約20年が経過しているボンバルディア機「DHC-8-200」(Q200)の後継機として、ATR社の「ATR42-600」2機を導入すると発表。2023年度中に定期便への投入を目指す。
 同社はQ200を現在3機保有しており、うち1機はカナダから昨年購入した中古機。全日空からのリース機「DHC-8-400」(Q400、座席数74席)も合わせ、計6機(予備機含む)体制で運航している。
 新たに導入するATR機は座席数48席で、Q200の39席より増加。1機目を来年度に受領し、23年度中に長崎-壱岐、長崎-五島福江、長崎-対馬などに就航させる。順次Q200と置き換えていく計画で、25年度から2機体制での運航を目指す。
 同社は「新機体は経済性の高い50席以下で、離島航空路の運航に適している。Q200より座席数も増えるため、収益増が期待できる」としている。

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