安塚区須川のキューピットバレイスキー場が25日、今季の営業を開始した。
予定より1週間遅れとなったが、同日は朝から雪が降り積もり、スキーヤーやスノーボーダーが次々にゲレンデへと繰り出した。26日まではリフト1日券購入者を対象に、次回使用できる1日半額券をプレゼントしている(100人まで)。
今年は昨シーズンに好評だったパウダーエリアを拡大。営業後はゲレンデで「大人のそりあそび」、オールドファッションやコスプレなどのイベントも予定している。
吉川区の男性(67)は娘夫婦と5人で来場。コロナ禍が落ち着き、ようやく帰省した孫たちと2年ぶりのスキーを楽しんだ。スキー場については「近いし雪質が良く、何より食事がおいしい」と魅力を語り、「たくさん滑られるよう、しっかり積もってほしい」と願った。
同スキー場の佐藤利幸総支配人は「前回の寒波は弱く、思ったより積もらなかったが、この1週間でようやく積もってくれた」と安ど。ファミリー向けの駐車場確保や、初心者も楽しめるバンクコースの用意など、「どなたでも楽しめるよう準備をしてきた。ぜひ滑りに来てほしい」と来場を勧めた。