県フードバンク連絡協議会は「あしながサンタクリスマスプロジェクト」として、県内のひとり親世帯の子どもたちを対象にクリスマスケーキ約3000個をプレゼントした。
コロナ禍の中で「笑顔とエール」を届けようと、セブン―イレブン・ジャパンとの協働で昨年に続いて実施。応募のあったひとり親世帯など対象者に対し、各地域のフードバンク団体やセブン―イレブン店舗と連携してホールケーキを贈った。
24日夜にケーキを受け取った上越市内の男性(35)は、「昨年も応募してケーキを頂き、子どもたちも喜んでいた。今年も楽しいクリスマスを過ごしたい」と笑顔で話した。
同協議会は、県内でフードバンク活動に取り組む団体が連携し、昨年4月に発足。コロナ禍で社会的、経済的に厳しい状況にある子育て世帯、中でもひとり親世帯の支援について県域での活動基盤強化を図っている。