日本付近は、28日にかけて強い冬型の気圧配置が続くため、北日本から西日本の日本海側を中心に、28日にかけて大雪となるほか、太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも大雪となるおそれがあります。積雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、なだれ、電線や樹木への着雪に注意してください。また、北陸地方や北日本では、26日は雪を伴った非常に強い風が吹くため、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害などにも警戒してください。
NEXCO中日本は、26日夜以降、北陸自動車道、舞鶴若狭自動車道と東海北陸自動車道で通行止めとなる可能性があるとの予測を発表し、高速道路利用者に対し、不要不急の利用を控えるとともに、やむを得ず利用する際には、必ず冬用タイヤ装着およびタイヤチェーン携行などの冬装備をした上で、最新の気象情報や道路交通情報などを確認し、広域迂回ルートを利用するよう呼びかけています。
≪通行止め可能性区間≫
■26日(日)18:00以降
・北陸道 金沢森本IC～小杉IC
・東海北陸道 福光IC～小矢部砺波JCT
■27日(月)00:00以降
・舞鶴若狭道 小浜IC〜若狭美浜IC
高速道路では、1台でも自力走行不能車両が発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながる可能性があります。ノーマルタイヤでの雪道走行は、法令違反です。
NEXCO中日本では、2021年1月に北陸道と東海北陸道で発生した大規模車両滞留事案を踏まえ、大雪時の雪氷対策を見直し強化を図っていて、短期間の集中的な大雪により車両滞留が予見される場合には、交通状況、降雪状況に応じて躊躇なく高速道路と並行する一般国道などと同時に通行止めを実施するとしています。
