ウインターカップ高校バスケ男子 長崎県勢12年ぶり3回戦進出 西海学園が桐生第一に98-90

【男子2回戦、西海学園-桐生第一】第1クオーター、西海学園のセンター・ジャンバルボがドリブルで攻め込む=東京・駒沢体育館(JBA提供)

 バスケットボールの第74回全国高校選手権(ウインターカップ)第3日は25日、東京体育館などで男女の2、3回戦計24試合が行われ、長崎県勢は男子の西海学園が桐生第一(群馬)に98-90で競り勝ち、3回戦に進んだ。長崎県勢男子の3回戦進出は12年ぶり。
 西海学園は24日の1回戦同様、身長185センチのフォワード小田代、191センチのセンター・ジャンバルボを中心にしたインサイドの攻防で優位に立ち、第3クオーター6分に最大13点差をつけた。桐生第一もこの日38得点のエースガードを軸に追い上げ、第4クオーター3分に2点差まで詰めたが、最後は西海学園が小田代のゴール下などで得点を重ね、8点差で振り切った。
 このほか、女子はV3を狙うインターハイ覇者の桜花学園(愛知)をはじめ、大阪薫英女学院、岐阜女などが8強入り。男子も前回王者の仙台大明成(宮城)、インターハイを制した中部大第一(愛知)などが順当に勝ち上がった。
 第4日は26日、同体育館で女子の準々決勝と男子の3回戦計12試合を実施。西海学園は午前11時40分から仙台大明成と対戦する。


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