けさは、東京で-2.1℃を観測し、きょう27日(月)までの今季の最低気温を大幅に下回った。日中も10℃に届かず、厳しい寒さとなる見込みだ。きょう27日(月)は、最大限の防寒を心がけたい。
　日本海側では、さらに積雪が増える予想。交通障害に警戒が必要だ。

最大級の防寒を　通勤時は平地でも氷点下

　けさは、北海道から九州の非常に多くの地点で氷点下の気温になっている。東京の午前5時現在の気温は-2.1℃。きょうまでの今季の最低気温を大幅に下回った。
　この後も通勤の頃まで、平地でも0℃を下回る所が多そうだ。また、全国的に最高気温が10℃以下の所がほとんど。特に北日本では、日中も氷点下の予想だ。外出の際は、最大級の防寒を心がけたい。

交通障害に警戒　路面状況の悪化・交通の乱れへに備えを

　きょうは、日本海側を中心に、交通障害に警戒が必要だ。積雪や凍結による路面状況の悪化や、猛ふぶきなどによる視界の悪化、交通網の乱れが生じる可能性がある。外出の際は、情報を確認し、備えを忘れないようにしてほしい。

太平洋側は空気カラカラ　関東南部は乾燥注意報

　西日本・東日本の太平洋側では、晴れる所が多いが、空気の乾燥に注意が必要だ。特に関東では、湿度が低く、南部ではほとんどの地域で乾燥注意報が発表されている。喉や肌のケアに気をつけた方が良さそうだ。

＜27日の予想最高気温（前日差）＞
札幌　　-4℃（±0℃）真冬以下
仙台　　1℃（+1℃）真冬以下
新潟　　2℃（+1℃）真冬以下
東京　　7℃（-1℃）真冬以下
名古屋　3℃（-2℃）真冬以下
大阪　　7℃（+1℃）真冬以下
福岡　　6℃（+2℃）真冬以下
那覇　　16℃（±0℃）真冬以下

（気象予報士・森戸美唯）