Iwatani(イワタニ)のアウトドアブランド『FORE WINDS(フォアウインズ)』が、2021年春、新しいロゴデザインとメッセージとともにリニューアルされました。今回筆者は、同時に発売された新製品のカセットコンロ『LUXE CAMP STOVE(ラックスキャンプストーブ)』を購入したので徹底レビューします。また、見た目もそっくりな『マーベラスⅡ』との違いもしっかり解説!
1995年から続くイワタニのアウトドアブランド『FORE WINDS(フォアウインズ)』がリニューアル!
カセットコンロで市場シェア65%を誇るIwatani(イワタニ)。
カセットフーシリーズのタフまるや風まるなど、アウトドアで大活躍している製品も多いですよね。
▼「タフまる」についてはこちらの記事をどうぞ
▼「風まる」についてはこちらの記事をどうぞ
そんなイワタニが1995年から展開しているアウトドアブランド『FORE WINDS(フォアウインズ)』が、2021年春にリニューアルしました。
恥ずかしながら、今まで『FORE WINDS』を知らなかった筆者ですが、リニューアルを機に4製品が発表され、そのタイミングで『FORE WINDS』を知ることとなりました。
新しく発売されたのは、
① フォールディングキャンプストーブ
② ラックスキャンプストーブ
③ マイクロキャンプストーブ
④ マイクロキャンプランタン
上記の4製品。
少し前から、キャンプとおうち使いと共用できるカセットコンロの購入を検討していた筆者は、②の『LUXE CAMP STOVE(ラックスキャンプストーブ)』を購入することにしました。
イワタニ『LUXE CAMP STOVE』を購入 洗練されたデザインでかっこいい!
ここからは、筆者が購入したイワタニの『LUXE CAMP STOVE』を徹底レビューしていきます!
「LUXE CAMP STOVE」を徹底レビュー! アウトドア時の使用にピッタリ
購入した『LUXE CAMP STOVE』はこちらです。
箱もカッコいいですね!
『FORE WINDS』の新しいロゴマークが印象的な外箱です。
カラー展開はシルバーとブラックの2色ですが、筆者はブラックを選びました。
シルバーはこのようなお色です!
ブラックは艶消しなので、リッチな感じがしますね。
トップカバーを開けてみました。トップカバーが風防になるんですね。
もちろん、トップカバーは取り外し可能です。
室内で風防は不要だと思いますので、トップカバーを外して使用します。
ゴトクがとてもしっかりしているので、ダッチオーブンなどの重いお鍋もしっかり支えてくれます。
トップカバーの風防に加え、バーナー周りを囲む風防リングもあり、風防機能が二重構造となっています。
この機能のおかげで、風のある環境下でも安定して使用できます。
そして何より、火力が強い!
炎口を小さく細かく配置され、炎口の数は282個! 炎の長さが短く、風の影響を受けにくい構造になっています。
最大発熱量も3000kcal/hとしっかり高火力です。
試しにお湯を沸かしてみましたが、あっという間に沸騰させることができました。
アウトドアでカセットボンベを使用する場合、気温が低いとなかなか火力が上がってこないことがあります。これは、カセットボンベが冷えることでガスの気化が悪化してしまうためです。
「LUXE CAMP STOVE」にはヒートパネルが搭載されており、カセットボンベを適度に温めてくれることで機器の火力を維持してくれます。
さらに、ガスを無駄なく消費してくれる機能もあります。
『LUXE CAMP STOVE』と『マーベラスⅡ』を徹底比較! 違いはあるの?
ここまで紹介してきましたが、「これ、イワタニの人気コンロ『マーベラスⅡ』と激似では?!」と、お気づきの方も多いと思います。
そうなんです。
『FORE WINDS』はイワタニが展開しているアウトドアブランドなので、同じくイワタニが販売していた『マーベラスⅡ』をよりアウトドアシーンに馴染むカラーにチェンジして発売されたモデルなんです。
もともとイワタニの『マーベラスⅡ』も、おしゃれな見た目ながらアウトドアに特化したモデルで人気のアイテムでした。
イワタニからFORE WINDSへ、どこか変わった点はあるのか『マーベラスⅡ』と比較してみたいと思います!
スペックとともに外見の違いはほぼなし! カラー展開でよりカッコよさが前面に
まずは両製品のスペックをチェックしてみましょう。
細かい記述の違いはありますが、これはもう「スペックは一緒」と言って良いですね。
イワタニから『FORE WINDS』へと移籍した、といった感じでしょうか。
カラー展開ですが、『LUXE CAMP STOVE』はブラックとシルバーの2色展開。対して『マーベラスⅡ』は写真のシャンパンゴールドのみ。
形は同じでも色が違うだけで、武骨な印象と上品な印象と、イメージがかなり変わってきますね。
横向きで並べてみても外見の違いは見つけられません。
立てて並べてみました。
『LUXE CAMP STOVE』『マーベラスⅡ』ともに、持ち手が付いており持ち運びもしやすく、立てて収納もできるんです。
こちらも違いはないですね。
強いて言うならば、1点だけ相違点がありました。
点火つまみの部分です。
写真左側『FORE WINDS』の方はON・OFFの表示になっていて、よりデザイン性にこだわっているなと感じました。
キャンプディナーの卓上を撮影される方も多いと思いますが、こういった小さなこだわりは嬉しいポイントになるのではないでしょうか。
実は販売価格がまったく違う! 各自でカスタムしやすく選択できるように
『LUXE CAMP STOVE』と『マーベラスⅡ』。スペックも外見もまったく一緒だし、選ぶ基準は色の好みだけ?と思いますよね。
実は違いはそれだけではないんです。
この2アイテム、実は販売価格が大きく違います。
『LUXE CAMP STOVE』の販売価格は16,500円(税込み)。対して『マーベラスⅡ』の販売価格は21,600円(税込み)。なんと5,000円の違いがあります。
この差は一体何でしょうか?
『マーベラスⅡ』には、コンロ本体とは別にイワタニアクセサリーシリーズ専用セットアダプターが標準で付いてきます。
そもそもイワタニには、たこ焼きプレートや焼き肉プレートなどの専用アクセサリーが数種類あり、これを『マーベラスⅡ』や『LUXE CAMP STOVE』にフィットさせるには、アダプターが必要になるんです。
専用アダプターには、アクセサリーがカセットコンロのゴトクにぴったりはまるように切れ込みが入っているため、プレートがずれるのを防いでくれます。
アダプターをのせると、一般的で見慣れたゴトクになります。
筆者もイワタニのたこ焼きプレートを所持しているので、実際に取り付けてみたいと思います。
アダプターを使うと、たこ焼きプレートの切れ込みの溝にきれいにはまっていますね。
こちらの写真は、アダプターを使わずにたこ焼きプレートをのせてみた様子です。
もちろん使えないわけではないので、ずれないように注意しながら使用する感じになりますね。
『LUXE CAMP STOVE』には、この専用アダプターが付属しません。その分販売価格が抑えられているようです。「必要ならオプション品として販売するので、各自買ってくださいね」、といったスタンスのようです。
専用アクセサリーを使わない人もいると思うので、アダプターを購入しないという選択ができることにより、購入の予算が抑えられるのは嬉しいポイントですね。
高級感がある『マーベラスⅡ』は生産終了しているようなので、欲しい人は急げ!
シャンパンゴールドのカラーが華やかで高級感のある『マーベラスⅡ』ですが、イワタニのHPによるとすでに生産終了モデルになっているようです。
今後『マーベラスⅢ』が出るのか、もうマーベラスブランドが終わってしまうのかはわかりませんが、『マーベラスⅡ』のカラーの方が好みな方は、まだお店に在庫があるうちに急いで購入することをおすすめします!
『LUXE CAMP STOVE』はシックでおしゃれなカセットガスコンロ! アウトドアで大活躍間違いなし
二重構造の風防機能付き、ヒートパネル付きで、屋外でも安定して使用できるハイスペックなカセットガスコンロ。ハイスペックでありながらスタイリッシュでオシャレなのも特徴の『LUXE CAMP STOVE』。
もちろん家庭での普段使いもしやすいので、これ1台あれば屋内外での調理はお手の物!
おすすめポイントを挙げればキリがないこの『LUXE CAMP STOVE』、みなさんも購入してみてはいかがでしょうか?
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