年越し寒波 大雪に関する早期天候情報も 年始は東・北日本の日本海側中心に大雪のおそれ

 北日本や北陸は、今後2週間程度は冬型の気圧配置が続き、寒気の影響を受けやすいため平年より気温の低い日が多い見込み。特に、31日(金)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり低くなる日もありそうだ。

27日(月)気象庁発表「早期天候情報(降雪量)」 出典=気象庁HP

 また、北日本日本海側や北陸は局地的に降雪量が多くなり、この時期としては平年よりかなり多くなる可能性がある。関東甲信や東海でも、31日(金)ごろから強い寒気が流れ込み、2日(日)ごろからの5日間ほどは、長野県北部・群馬県北部、岐阜県山間部で降雪量が平年よりかなり多くなる見通し。

27日(月)気象庁発表「早期天候情報(平均気温)」 出典=気象庁HP

 このため気象庁は、北日本と北陸に「低温に関する早期天候情報」、北日本日本海側、北陸、群馬県北部・長野県北部、岐阜県山間部に「大雪に関する早期天候情報」を発表した。交通障害や除雪などの対応、農作物の管理に注意すると共に、寒冷地を中心に低温による水道管の凍結に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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