【2021年引退車両】国鉄185系電車 <湘南ライナー>から特急<踊り子>まで活躍した国鉄末期製造車

20210218 川崎〜横浜 185系上り特急<踊り子> P:鉄道博士

2021年に定期運用を終了した車両として深く記憶に残っているのは、国鉄185系電車です。国鉄末期に製造され、最盛期には、東海道本線、伊東線、伊豆急行線、東北本線、高崎線、両毛線、信越本線、上越線、吾妻線に定期運用を持っていました。

最後に残った東海道本線、伊東線、伊豆急行線から、3月のダイヤ改正をもって引退となりました。JR東日本の主要駅では、185系グッズが多数販売されました。普通車の車内はアコモ改善を受けており、登場時の転換クロスシートからリクライニングシートに変更されていますが、グリーン車は登場時の姿を留めており、懐かしい車両でした。

20210219 小田原 185系の乗車位置案内表示 P:鉄道博士

20210219 小田原 185系<湘南ライナー> P:鉄道博士

20210219 小田原 185系<湘南ライナー> P:鉄道博士

20210219 小田原 185系<湘南ライナー> P:鉄道博士

20210219 小田原 185系<おはようライナー新宿> P:鉄道博士

20210219 小田原 クハ185-1<おはようライナー新宿> P:鉄道博士

私は、一晩で、215系、185系、185系の3本の<湘南ライナー>に全区間乗車するチャレンジを行いました。YouTubeでご覧いただければ幸いです。

また、ダイヤ改正後、「【惜別】さよなら湘南ライナー 34年4か月の活躍をありがとう」という動画作品を制作し、YouTubeで公開しておりますので、皆さんにご視聴いただければと思います。

【著者】鉄道博士 / Dr. Railway

生後2ヶ月より、鉄道を眺め始め、列車の音が、子守唄代わりになる。 3歳で、交通博物館(鉄道博物館の前身)のリピーターとなる。保育園に登園前の早朝から、最寄駅に年200回ペースで通い始める。 5歳で、鉄道に関するニュースが読みたい欲で、毎日、複数の新聞を読むようになる。小学校入学までには、ほとんどの漢字を読めるようになる。 小学校の入学祝いに「国鉄監修 交通公社の時刻表(現 JTB時刻表)」を買ってもらい、全ページ読破し、旅行の計画を立てるようになる。 10歳で、一眼レフでの鉄道写真撮影をスタート。学生時代は、鉄道の写真をひたすら撮る生活を送り、塾等も行かず、法政大学へ入学。 その後も、企業の取締役、海外との業務提携等の仕事をしながら、鉄道写真を撮り続け、鉄道誌に寄稿を続ける。 1949年以降の日本の車輌であれば、数百種類の車輌の解説が可能。それぞれの特徴や魅力も含めて何でも楽しく解説する姿から”鉄道博士”と呼ばれるように。

© 合同会社総合戦略研究会