V3狙うヤクルトは白星発進、中日は“W大会新記録” 12球団Jr.トーナメントが開幕

3連覇を狙う東京ヤクルトスワローズジュニア【写真:川村虎大】

スワローズジュニアが昨年、一昨年と2連覇中

小学生の軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2021」が28日に神宮球場と横浜スタジアムで開幕した。予選では、3連覇を狙う東京ヤクルトスワローズジュニアが広島東洋カープジュニアとの接戦を制するなど、セ4球団とパ2球団が初戦に勝利した。

NPBの12球団が小学5、6年生でジュニアチームを結成し、日本一を決める大会。神宮球場での第3試合では、読売ジャイアンツジュニアが最大6点差を逆転して9-7で阪神タイガースジュニアに勝利。背番号55の4番・入江諒太くんの特大弾や、チーム初の女子選手・濱嶋葵さんの好救援が光った。

横浜スタジアムでは、中日ドラゴンズジュニアが、北海道日本ハムファイターズジュニアに14-2で大勝。チームの1試合7本塁打と3番・見崎賢汰くんの1試合3本塁打は、ともに大会新記録だった。他にも東北楽天ゴールデンイーグルスジュニア、横浜DeNAベイスターズジュニア、千葉ロッテマリーンズジュニアが初戦を勝利した。

今大会は予選で3グループに分かれ、4チームずつによるトーナメントを実施。全球団が2試合ずつ行い、2勝した3チームと、1勝1敗の中で勝率が最も高いチームがワイルドカードとして決勝トーナメントに進出する。29日は、初日に勝利したチーム同士が神宮球場で、敗れたチーム同士が横浜スタジアムで試合を行う。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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