こんにちは、自称日本一意識低い政治ライターひがし(@misuzu_higashi)です。
10月31日に実施された衆院選をはじめ、2021年は注目選挙がいくつもありましたね。
本記事では、選挙ドットコムのPV数等を考慮した独自のセレクトで2021年の選挙をピックアップしまとめました。
「あんな選挙あったね~」と、頭の片隅に入れていただければ幸いです。
3月:千葉県知事選挙
3月21日に投開票が行われた千葉県知事選挙では、現職が引退。
8人が立候補する混戦となり、千葉市長を務めていた熊谷俊人氏が当選しました。
投票率は約39%と低いものの前回よりは約8ポイント増。
また、私が各選挙事務所に電凸して候補者人柄を深掘りしてみた記事がたくさんの方に読んでいただけたようです。ありがとうございました!
【関連】千葉県知事選挙2021の候補者がヤバい!?全員に直接電凸して将来の千葉県民が質問してみた
4月:参議院議員再選挙(広島選挙区)
4月25日には衆院補選・参院補選・参院再選・名古屋市長選と注目選挙が目白押しでした。
コロナ禍での国政選挙ということもあり、選挙運動の手法も手探りのようでしたね。
その中でも私が注目していたのは参議院議員再選挙(広島選挙区)。
公選法違反(買収)で有罪判決が確定した河井案里前参院議員の当選無効によるものです。
この参院再選には6人が立候補し、事実上与野党一騎打ちの構図となりました。接戦が報じられる中、当選したのは野党統一候補の宮口治子氏。
この頃は「与党、衆院選ヤバいんじゃないの?」という声もたくさんあがっていましたね。
【関連】【参院広島再選挙】河井スキャンダルに負けない!個性豊かな候補者に意気込みとイチオシの政策を聞いてみた
7月:東京都議会議員選挙
「衆院選の前哨戦」とも言われていた都議選には、選挙ドットコムも大きく特集を組んで臨みました!
6月26日には、都議選に候補者を擁立していた各政党と乙武洋匡氏の公開Q&AセッションをYouTubeにて実施しました。
各政党から代表者の方にご登場いただき、乙武氏と1対1でお話していただく形で進行。
各政党ごとの色が感じられますね。
6月27日には選挙芸人・山本期日前氏の「都議選候補者バッチコーイスペシャル★生放送」を実施しました。
全候補者にオファーを出し、受けてくれた方がZoomで一気に登場!
やる気がある候補者には全員にチャンスを!という選挙ドットコムならではのイベントでした。
こちらは乙武氏のQ&Aセッションよりも300%ほどカオスな仕上がりの番組になりました。
6月28日にはJX通信社米重克洋社長の情勢分析Liveも実施。
3夜連続で都議選を盛り上げました!
そして結果はというと、都民ファーストの会が大きく議席減するのではないかと言われていた中大健闘。
自民党は都議会第一党を死守し、公明党も全議席獲得。
割とみんなハッピーだった都議選だったのではないでしょうか。
8月:横浜市長選挙
8月22日には菅義偉前総理(そうです、当時は菅政権でした)のお膝元である横浜市で市長選挙が行われました。
こちらにも千葉県知事選クラスの個性豊かな8人が立候補し、山中竹春氏が当選しました。
「IR誘致が争点」と言われていましたが、結果を見ると菅政権への評価やコロナ対策が得票数に現れているような気もします……。
投票率は約49%。50%の大台には乗れませんでしたが、前回選挙より約12ポイント増と、有権者の注目が感じられる数字となりました。
選挙ドットコムでも横浜市長選挙には大注目。
8人中6人の候補者と乙武洋匡氏のトークセッションをYouTubeで行いました(以下、トークセッションに出演いただいた方を届出順に)。
これがとっても面白い番組になりましたので、年の瀬に見るYouTubeとしておすすめさせていただきます!
9月:自民党総裁選
自民党のトップを決める自民党総裁選。有権者は自民党員等ごく一部に限られますが、事実上総理大臣を決める選挙ということで、連日メディアでもたくさんの報道がなされていました。菅義偉氏が立候補を見送ったときは衝撃でしたね~。
この総裁選には、
- 河野太郎氏
- 岸田文雄氏
- 高市早苗氏
- 野田聖子氏
の4人が立候補し、決選投票を経て岸田文雄氏が新総裁に選出されました。
選挙ドットコムもアポ取りを頑張って岸田文雄氏と野田聖子氏にインタビューを実施!
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【関連】自民党総裁選・野田聖子氏インタビュー「『人口減少』が最大の有事。多様性ある社会のために『こどもまんなか』の政治を実現させる」
また、特別企画としてスピーチライター千葉佳織氏に候補者4人の演説分析をしていただきました!
10月:第49回衆議院議員総選挙
さあいよいよ衆院選です!
散々「夏?」「秋かな」「11月は確実らしい」だのなんだのと言われてきましたが、岸田総理、まさかの10月末に持ってきました。
そのころは11月確定説が流れていたので、繁忙期が急に1~2週早まった選挙ドットコム、社内チャットが大事件に(裏情報)。
自民・公明の与党は全議席の3分の2の獲得には至らなかったものの、過半数は大きく超えました。
野党では日本維新の会の大躍進が注目を浴びましたね。
その後の情勢調査でも日本維新の会への期待が立憲民主党を上回る結果が出てくる等、選挙の結果が調査にも反映されているように感じられます。
選挙ドットコムちゃんねるでも畠山理仁氏の特別番組、山本期日前氏の小選挙区全員紹介(その1・その2・その3)、2回にわたる米重克洋氏の情勢分析特番(前編・後編)、開票前日特番、開票特番と盛りだくさんの企画を行いました!
選挙ドットコムのボートマッチ「投票マッチング」もTwitterでトレンド入りする等たくさん使っていただいたようです(今でもできますよ!)。
私は何もしていませんが、ありがとうございました!
11月:立憲民主党代表選
自民党総裁選があるなら立憲民主党代表選もある!
枝野幸男前代表が衆院選の結果(14議席減)を受けて辞任ということで、
- 逢坂誠二氏
- 小川淳也氏
- 泉健太氏
- 西村智奈美氏
の4人が代表選に立候補し、代表選を行いました。
選挙ドットコムではほのぼの感に定評のある候補者討論会を実施。
また、候補者全員へインタビューし、想いを語っていただきました!
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逢坂誠二氏との決選投票を経て、新代表には泉健太氏が選出されました。
2021年に実施された注目選挙まとめ
選挙ドットコム素人代表でもこれくらいは覚えていた!選挙をまとめました。
- 千葉県知事選挙
- 参議院議員再選挙(広島選挙区)
- 東京都議会議員選挙
- 横浜市長選挙
- 自民党総裁選
- 第49回衆議院議員総選挙
- 立憲民主党代表選
2021年は紛うことなき選挙イヤーだったと言えるでしょう。
しかし来夏には参院選が控えています!あっという間ですね。
選挙ドットコムライター一同、引き続き選挙の投票先を決める材料をたくさん提供できるよう精進してまいります。TwitterのフォローやYouTubeのチャンネル登録もぜひあわせてお願いいたします!