土壇場ドロー&負傷者続出のチェルシー… トゥヘル監督は離脱者の多さに嘆き「タイトル争いをどう戦えと?」

 チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、離脱者続出の現状でタイトル争いを考えるのは愚かと語った。

ルカクが2戦連続弾も…チェルシーが後半AT被弾でブライトンと手痛いドロー

 プレミアリーグ第20節ブライトン戦に臨んだチェルシーは、28分にロメル・ルカクが2戦連続弾をゲット。勝利目前かに見えたものの、後半アディショナルタイムにダニー・ウェルベックに土壇場で同点ゴールを献上し、1-1で勝ち点3を逃した。同節で首位マンチェスター・シティが勝利したため、勝ち点が8に広がったチェルシー。トゥヘル監督は負傷者続出を嘆き、タイトル争いは困難だと言及した。

「強豪とのタフな試合になるのは事前に分かっていた。彼はよく準備してくる。いつもこうだし私たちが苦戦するのは明らかだった。私たちは何を要求できるか分からない選手が多すぎるんだ。長期離脱やコロナウイルスから復帰したばかり選手たちが、何ができるのか私には分からない。リースが負傷し、アンドレアスもケガで失った。彼はそれまでピッチ上のトッププレーヤーの一人だった」。

「私たちは7人のコロナウイルス陽性者を抱え、4〜5人のキープレーヤーが6週間以上離脱している。タイトル争いにどう参戦すべきなんだ?フルメンバーが揃い、全員が毎日トレーニングに励んでいる他のチームは、リーグを勝ち抜くためフルパワーを持っている。コロナウイルスやケガから解放され、23人のフィットした選手でプレーできると思うのは愚かなことだ。これが現実で、今いる状況に適応しなければならない」。

トゥヘル監督が離脱者の多さを嘆く Photo Robin Jones

© 株式会社SPOTV JAPAN