新年を迎え、県内各地の神社や寺は感染対策を講じて初詣客を迎えた。鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮には、青空に恵まれた2日も、マスク姿の参拝客が多く足を運んだ。
新型コロナウイルス禍で迎える2度目の正月。同八幡宮ではさまざまな対策を実施しており、例年は年明けに行う縁起物授与も12月からに早め、ウェブでの申し込みや発送も可能とした。
本殿での祈願は一組ごとに人数を制限し、ホームページでは境内の混雑状況を配信している。本来は3日まで24時間開門するが、今年は2日までとした。
昨年に比べ人出は増え、大みそかの夜から参拝客の列ができた。2日も多くの老若男女が訪れ、新年の健康や平穏を祈っていた。