3日(月)は、北日本中心に冬型の気圧配置が強まるため、北陸・北日本の日本海側を中心に雪や風が強まり、特に北海道では猛吹雪のおそれもある。帰省先から移動する際は、荒天で公共交通機関などに影響が出るおそれがあるため、最新の気象・交通情報に注意したい。
一方、西日本・東日本の太平洋側は、広い範囲で晴れる見込み。
北陸・北日本の日本海側は吹雪や大雪のおそれ 夜は北陸で大気不安定に
3日(月)は、北日本中心に冬型の気圧配置が強まるため、北陸や北日本の日本海側では、雪を伴った風が強く吹き、海は大しけとなり、大雪となるおそれがある。特に、低気圧に近い北海道では、明け方にえりも岬で最大瞬間風速35.2メートルを観測するなど、非常に強い風が吹き、海上ではしけている所もある。今夜にかけて、猛吹雪や吹きだまりによる交通影響への影響に警戒したい。厳しい寒さにもなるので、万全な防寒対策が必要だ。
また、午後以降は、東日本の上空に強い寒気が流れ込み、北陸中心に大気の状態が不安定になるため、4日(火)にかけて、落雷・突風・強い雪にも注意。
西日本・東日本の太平洋側は晴れ 東日本はこの時季らしい寒さ
3日(月)は、西日本・東日本の太平洋側は、広い範囲で晴れる見込み。日中の気温は、西日本は平年より高い所が多くなるが、東日本は平年並みの所が多く、この時季らしい寒さが続きそうだ。
また、空気が乾燥する所が多いため、火の取り扱いに注意が必要。風邪や感染症への対策のためにも、室内の湿度は、40%以上になるよう心がけたい。
今週は北陸・北日本の日本海側は雪の日続く 西・東日本の太平洋側は晴れの日多い
今週は、冬型の気圧配置が多くなるため、北陸と北日本の日本海側は雪の日が続き、厳しい寒さの日もありそうだ。山陰や近畿北部でも4日(火)・5日(水)は雪が降る所が多い見込み。西・東日本の太平洋側は晴れる日が多くなるが、週の中頃は、九州で雨が降る見通し。
(気象予報士・大隅智子)