オミクロン株「市中感染始まっている」 広島県内で新たに12人確認 

新型コロナウイルスのオミクロン株について、広島県内で新たに12人の感染が確認されました。

湯崎知事はすでに市中感染が始まっているとして注意を呼び掛けています。

(湯崎英彦知事)

「県内での市中感染が疑われる例も出ていて今後のオミクロン株の急拡大が強く懸念される」

オミクロン株の感染が確認されたのは先月31日に会食でのクラスターが公表された7人と感染者の濃厚接触者などあわせて12人です。

このほか少なくとも22人にオミクロン株の疑いがあるとしています。

湯崎知事は市中感染がすでに始まっているという認識を示しました。

また、3日は新型コロナウイルスの県内の感染者が40人発表されています。

広島市で21人福山市・大竹市・海田町でそれぞれ4人などとなっています。

連日の感染確認に知事は年末年始に普段会わない人との会食などをきっかけに、今後2週間で感染が急拡大する可能性があるとしました。

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