お正月明け、仕事始めのきょうは北陸以北の日本海側を中心に雪で、ふぶきになる所もありそうだ。
太平洋側は乾燥した晴れの天気となるが、北よりの冷たい風が吹いて風冷えの一日となる見込み。
冬型強まる 日本海側は大雪の所も
きょう4日(火)は冬型の気圧配置が強まり、北陸や北日本の日本海側、関東甲信の山沿いでも雪となりそうだ。
風が強まって、ふぶきになる所もある見込み。
特に北日本の日本海側や関東甲信の山沿いを中心に大雪となるおそれがあり、交通障害や着雪、なだれなどにも注意が必要となる。
大気の状態が不安定なため、雷を伴う所もありそうだ。
また、山陰など西日本の日本海側や東北の太平洋側でも雪の降る所がある見込み。
太平洋側は空気カラカラ 火災に注意
一方、そのほかの太平洋側は広く晴れて、空気の乾燥した状態が続く。
特に関東周辺で湿度が低く、東京では昨年の12月26日から10日連続で乾燥注意報が発表されている。
きょうも東京は予想最小湿度が25%とカラカラな状態が続くため、火の取り扱いなどに注意が必要だ。
仕事始めは暖かい服装で
日中の最高気温は、全国的にきのうと同じくらいか低い所が多くなりそうだ。
北海道や東北北部では日中も氷点下で、厳しい寒さとなる見通し。
東日本や西日本でも冷たい北よりの風が吹くため、気温の数字よりも寒く感じられそうだ。
仕事始めは万全な防寒対策が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)