ICD装着のエリクセン、カタールW杯出場に意欲「心肺停止は2度と起こらないと証明したい」

 インテルを退団したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、2022年FIFAカタールワールドカップ出場に意欲を見せた。

インテルがエリクセンと契約解除を発表 「功績は永遠に歴史に残る」

 エリクセンはEURO2020のフィンランド戦で心肺停止に陥り、コペンハーゲンの病院で電子デバイス(ICD)を装着する手術を受ける。イタリアサッカー連盟(FIGC)の規定ではICDを装着した選手は国内でプレーできず、先月インテルと契約解除で双方合意に至った。フィンランド戦以来ピッチでプレーしていないエリクセンだが、デンマークメディア『DR1』のインタビューで「僕の目標はカタールで行われるワールドカップでプレーすることだ」と語っている。

「それが僕のマインドセットだよ。選ばれるかどうかは別にして、それが目標であり、夢なんだ。違和感はないし必ず戻ってこれると思う。体力的にもベストコンディションだ。代表チームでプレーして、あれは(心肺停止)の一度きりの出来事で2度と起こらないと証明したい。繰り返しになるけど、僕のレベルを見極めるのは監督次第。でも、僕の心臓は障害にならない」。

エリクセンがカタールW杯出場に意欲 Photo Soccrates Images

© 株式会社SPOTV JAPAN