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横浜市は6日、市内の医療従事者の60代男性が、新型コロナウイルスワクチンを意図的に計4回接種していたと発表した。男性は「自己責任で打った」などと説明しているという。
市によると、男性は市内医療機関から委託を受けた清掃会社で勤務していた際、医療従事者を対象とした優先枠で昨年4月までにワクチンを2回接種した。その後、市民向けの接種券を使って同9月に1回接種したほか、医療従事者向けの3回目接種券を使って同12月に1回接種したという。
男性は追加接種を受ける際、予診票には虚偽の内容を記し、問診では「未接種」と説明していた。
昨年末、市のワクチン接種コールセンターに本人から接種証明書についての相談があり、判明した。
市は、重大な健康被害につながる恐れがあるとして、県を通して厚生労働省に報告書を提出する方針。