新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県小田原市は11日から自宅療養者を対象にした食料配送支援を始める。市は6日、自宅療養者の個人情報の提供について県と覚書を締結した。
現在は県の保健福祉事務所が希望者に対して自宅療養先に食料を配送している。しかし、実際に配送されるには4日程度かかることから、市が独自に3日間分の食料品などを届ける。
対象は保健福祉事務所から自宅療養を命じられ、親族の支援やインターネット通販の利用が難しい感染者や濃厚接触者。希望者が市に連絡すれば、その日のうちにインスタント食品などの提供を受けられるという。
