海自22航空群、今年初のヘリ飛行訓練 大村航空基地

来賓らも招いて実施された初訓練=大村市、海自大村航空基地

 海上自衛隊第22航空群は6日、長崎県大村市今津町の海自大村航空基地で、今年初となるヘリコプターの飛行訓練を実施した。
 大村東彼防衛協会長の園田裕史市長ら約50人が来賓として出席。國見泰寛群司令は「厳しさを増す安全保障環境の中、国民の負託に応えられるよう心身を鍛えないといけない」と訓示した。
 訓練ではヘリ4機が編隊飛行を実施したほか、基地内での火災を想定した大型消防車による放水訓練もあった。
 これに先立ち、アフリカ東部ソマリア沖アデン湾の海賊対処に当たる隊員8人の出発行事も開かれた。


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