9日にセリエA第21節が行われ、ASローマとユベントスのビッグマッチが実現した。
ユベントスとナポリの上位対決はドロー決着 キエーザが後半開始早々に同点弾
勝ち点3で激突した今節注目の一戦は、序盤から壮絶な打ち合いを展開する。開始11分にローマがCKを獲得し、ジョルダン・ヴェルトゥのクロスをタミー・エイブラハムが頭で合わせて先制。対するユーベも7分後、フェデリコ・キエーザのパスをパウロ・ディバラが受けると、ペナルティアーク内からコントールショットを沈め、スコアをタイに戻して試合を折り返す。
後半に入るとゲームはさらに過熱し、48分にヘンリク・ムヒタリアン、53分にロレンツォ・ペッレグリーニが立て続けに決めてローマがリードを広げる。するとユーベが猛反撃を仕掛け、70分にマヌエル・ロカテッリが1点を返すと、2分後にデヤン・クルセフスキが同点弾を叩き出す。さらにユーベは77分に、マッティア・デ・シーリオが逆転ゴールを挙げ、最終スコア4-3でシーソーゲームを制した。