1月10日は「110番の日」です。八幡アナウンサーが県警の一日通信指令官に任命され、模擬通報を体験しました。
(任命式)
「一日通信指令官を委嘱します。よろしくお願いいたします」
緊張した表情で1日通信指令官の委嘱状を受け取る八幡アナ。
案内されたのは県内の110番通報に対応する県警の総合通信指令室。ここで模擬通報を体験します。
(八幡アナ)
「110番警察です。事件ですか?事故ですか?」
(電話の相手)
「市役所から電話があって、保険料の払い戻しがあったので、今スーパーのATMで手続きをしようとしていたんですけど、
警備員に詐欺じゃないかと言われた」
通報内容は去年1年間、県内で被害が急増した特殊詐欺に関する事。
特におととし全く被害のなかった還付金詐欺は去年52件発生、約4千500万円の被害が出ています。
(減らそう犯罪情報官)
「携帯電話で通話をしながらATMを操作させるという特徴があります。
これを見かけられた時には110番通報をしていただくとともにご自分でもATMへ行くように指示されたときには詐欺を疑っていただきたい」
県内では去年1年間に約23万件の110番通報がありましたが、そのうちの3割は「免許に関する問い合わせや落とし物の相談」などの通報だったということです。
県警では緊急性のない相談については、専用ダイヤル「#9110」を利用してほしいと呼びかけています。
(通信指令官)
「緊急に現場に警察官を派遣してほしいという事案が緊急性のある事案なので、それ以外の相談とかちょっと聞いてみたいとかは
警察署や相談電話に電話いただければと思います」
県警本部に初めて足を踏み入れた八幡アナ、1日通信司令官の感想はー。
(八幡アナ)
「大変なお仕事ですね。脳のいろんな場所を使っている感じがします、難しい」