極超音速ミサイル、「最終試射」で成功   金正恩総書記が現地で参観

金正恩総書記が1月11日、国防科学院が行った極超音速ミサイルの試射を参観した。

金正恩総書記は、試射に先立って国防科学院の院長から極超音速ミサイル兵器システムに関する総合的な解説を聴取した。

試射は、開発された極超音速兵器システムの全般的な技術的特性を最終的に実証するところに目的を置いて行われた。

金正恩総書記が極超音速ミサイルの試射を参観した。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

発射されたミサイルから分離された極超音速滑空飛行戦闘部は、距離600キロメートル辺りから滑空再跳躍し、初期発射方位角から目標点方位角へ240キロメートル強い旋回機動を遂行して1000キロメートル水域の設定標的を命中した。

朝鮮中央通信は、「最終試射を通じて、極超音速滑空飛行戦闘部の優れた機動能力がいっそうはっきり実証された」と伝えた。

極超音速ミサイルの試射が成功裏に行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

国防科学院は昨年9月28日に新たに開発した極超音速ミサイル「火星-8」型の試射を行った。

そして今年1月5日にも極超音速ミサイルの試射を成功裏に行った。

今回、最終試射が成功裏に行われてきた。

これまで朝鮮労働党は、極超音速ミサイルを実戦配備することの戦略的重要性を強調してきた。

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