生後1カ月の男児に自宅で暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死罪に問われた無職の女性被告(39)の裁判員裁判で、横浜地裁(奥山豪裁判長)は12日、「心身喪失であった合理的な疑いが残る」として、無罪を言い渡した。求刑は懲役5年。
争点は被告の刑事責任能力の有無で、公判で検察側は完全責任能力があったと主張。一方、弁護側は被告が犯行時、統合失調症を発症していたとする起訴後の精神鑑定結果に基づき「心神喪失状態だった」として無罪を主張していた。
生後1カ月の男児に自宅で暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死罪に問われた無職の女性被告(39)の裁判員裁判で、横浜地裁(奥山豪裁判長)は12日、「心身喪失であった合理的な疑いが残る」として、無罪を言い渡した。求刑は懲役5年。
争点は被告の刑事責任能力の有無で、公判で検察側は完全責任能力があったと主張。一方、弁護側は被告が犯行時、統合失調症を発症していたとする起訴後の精神鑑定結果に基づき「心神喪失状態だった」として無罪を主張していた。
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