【新型コロナ】コロナ禍の学校生活に不安 藤沢市教委が児童・生徒調査

 新型コロナウイルス禍の学校生活を巡り、児童、生徒が感染の不安をはじめ学習の遅れや、感染した際の差別や偏見への恐れなどさまざまな心配や懸念を抱えていることが、藤沢市教育委員会が実施した学校生活に関するアンケ-ト調査で浮き彫りになった。

 コロナ禍に関連した心配や困っていることについての質問(自由記述)には、「学習面が心配。学習時間が減る」「行事がなくなって楽しくない」「修学旅行に行けるか心配」といった学校での不安が寄せられた。

 感染拡大の波が繰り返される中、「友達と遊べない」「旅行、祖父母の家に行けない」など、さまざまな形で児童、生徒の生活や心に影響が波及している状況をうかがわせる回答も少なくない。

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