ザンビア人主審、90分を前に2度もタイムアップの笛… アフリカ杯でまさかの珍事

 アフリカネーションズカップでは期待するほどの得点は生まれていないが、ゴール不足を忘れさせるような珍事が発生した。

【アフリカ杯】サラー擁するエジプトがGS初戦で完封負け…前回王者アルジェリアは格下相手にスコアレス

 事が起きたのはグループFのチェニジアとマリの一戦で、マリが1-0でリードしていた85分にザンビア人主審ジャニー・シカズウェ氏が突如タイアップの笛を吹く。当然ながらチェニジア陣営が猛抗議をし、シカズウェ主審もミスに気づき試合を再開。ところが、シカズウェ主審はアディショナルタイムと90分まで20秒ほど残っていた頃にまたも試合終了のホイッスルを鳴らす。ゲームが終わった数十分後、大会関係者の進言によりシカズウェ主審は2度目の再開を告げ、マリの選手たちはピッチに戻るもチェニジアは抗議の意からこれを拒否。結果マリの勝利で試合は終わり、再開に応じなかったチェニジアには処分の可能性が浮上している。

© 株式会社SPOTV JAPAN