サッカーの関東大学リーグ1部の桐蔭横浜大は13日、横浜市青葉区の同大でJリーグクラブに今季加入する選手2人の記者会見を開いた。J1川崎入りするGK早坂勇希(22)は、川崎の育成組織出身。「一度は諦めかけた夢だったが4年間努力してきた結果、大好きなクラブに戻れた」と喜びを口にした。
同大から川崎への加入はDFイサカ・ゼイン、MF橘田健人に続いて3年連続。同席した川崎の竹内弘明強化部長は「力をつけて帰ってきてくれた。反応の良さやシュートストップなどが突き抜けてくれば序列も上がる」と期待を寄せた。
同大の安武亨監督は「大学ナンバーワンのキーパー。成龍という高い壁はあるが頑張って挑んでほしい」と激励。早坂は「ハードルが高いほど燃える。謙虚な気持ちを忘れず、一日も早くデビュー戦を飾りたい」と意気込んだ。
一方、J3鹿児島に加入するMF円道将良(22)は「不安もあるが、それ以上にわくわくや楽しみが大きい」と笑顔。「サッカースタイルも自分に合っていると思う。開幕スタメンを目指す」と抱負を述べた。