小田原城、提灯、大名行列… デザインは高校生 マンホールカード第3弾 

15日から配布されるマンホールカード

 約30年ぶりに一新された神奈川県小田原市のマンホールのふたをデザインしたマンホールカードが15日から小田原宿なりわい交流館(同市本町)で配布される。同市では第3弾のカードとなり1万枚を作製した。

 県立小田原城北工業高校3年生の山口優香さんがデザイン。地元名産のウメの花や提灯(ちょうちん)に彩られた小田原城天守閣の前を大名行列が練り歩く図柄で、昨年9月に同城内に設置された。

 これまでのふたは歌川広重の浮世絵を基にしたデザインだったが、同市は今後順次、市内2万5千カ所のマンホールを新デザインに入れ替える。

 同市は2018年からマンホールカードを配布。昨年10月には「機動戦士ガンダム」のカードを作製したところ1万枚を3週間程度で配布し終えた。

 新カードの配布は午前10時から午後5時まで。

© 株式会社神奈川新聞社