綾瀬工業団地で体験イベント開催 ものづくりのまちPR コロナ対策で完全予約制に

鎌田理化学器械製作所のブースで製作体験できる石英ガラスのドアベル(綾瀬市提供)

 綾瀬工業団地(神奈川県綾瀬市深谷上8丁目)は2月5日、団地を開放した工場見学や体験イベントを開催する。団地内の14社のほか、団地外の市内企業8社も初めて参加する。

 自動車関連産業などが集積するものづくりのまちをPRするイベントは本年度で3回目。新型コロナウイルス感染対策として完全予約制にし、定員900人程度に絞って実施する。同工業団地協同組合のホームページの予約システムで今月1日から参加の申し込みを受け付けている。

 親子で気軽に楽しめ、毎回好評の体験イベント(材料費負担あり)は15社が各会場で行う。高い技術力が評価されて米国ニューヨーク近代美術館(MoMA)の関連施設に昨年、高級卓上ベルを出品した鎌田理化学器械製作所(同市吉岡東1丁目)が今回初めて参加、石英ガラスのドアベル作りを披露、美しい音色も聞くことができるという。

 また、各社の技術を生かして当日掲げる社名看板のコンテストやクイズスタンプラリーも企画する。

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