横浜中華街で「茶、遊、食」体験を チケット販売へ

「茶」のチケットでは、中国茶などを味わうことができる(YCVB提供)

 横浜観光コンベンション・ビューロー(YCVB)は来年2~3月、回遊促進イベント「横浜中華街 楽楽-Fun!Fan!(ファンファン)-」を開催する。中華街の「茶」「遊」「食」を体験できるチケットをオンラインで販売。新たな楽しみ方を提案することで、新型コロナウイルス禍で落ち込む横浜市内の観光消費活性化につなげる考えだ。

 横浜中華街発展会協同組合との共催で、2月16日~3月13日に実施する。チケットは「茶」「遊」「食」のカテゴリー各1枚、計3枚で構成する。おいしい中国茶の入れ方を学びながら専用の茶器でゆっくり味わったり、中国の伝統郷土芸能の一つ「花文字」を目の前で描いてもらったり…。各店自慢の料理を一つの皿で少しずつ楽しむといった今回のイベントでしか体験できない“限定メニュー”を用意するという。料金は5千円。

 YCVBは発展会の100店舗の参加を目指すとし、「今まで知らなかったお店や新たな楽しみ方を発掘するきっかけにしてほしい」と話している。チケットはイベント特設サイトで1月28日から販売予定。問い合わせはYCVB、電話045(221)2111(今月29日~1月3日と、土日を除く)。

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