東日本の日本海側や山沿い中心に大雪 交通障害や路面凍結に注意 土日は寒さ和らぐ

14日(金)午前11時の雲の様子

 日本海側では広く雪が続いている。  

 きょうは特に東日本の日本海側や山沿いで大雪に警戒が必要だ。風が強く、猛ふぶきになる所もあり、交通障害や路面状況の悪化にも注意、警戒が必要となる。  

 ただ、強い寒気のピークは抜けつつあり、土日は寒さが和らぎそうだ。

日本海側は雪続く

上:14日(金)午前9時の天気図 下:14日(金)午前11時の解析積雪深

 日本付近は強い冬型の気圧配置で、日本海側を中心に広く雪が続いている。  きょうは特に東日本の日本海側や山沿いで雪の量が多くなっており、岐阜では午前11時現在、10センチの積雪があり、平年の10倍の量となっている。

14日(金)午後3時の雪と風の予想

 午後は徐々に雪の範囲が狭まってくるが、東日本から北日本の日本海側を中心に雪は続き、さらなる大雪に警戒が必要だ。風も強いため、猛ふぶきになる所もある見込み。  

 交通障害や路面状況の悪化、凍結などに引き続き注意、警戒が必要となる。

冷たい北風でより寒く

14日(金)の全国天気と予想最高気温

 太平洋側では晴れている所が多いが、全国的に風が強く吹く見込み。気温は10℃に届かない所がほとんどで、冷たい北よりの風でより寒く感じられそうだ。

土日は寒さ和らぐ

15日(土)と16日(日)の全国天気

 強い寒気はあすには抜けるため、土日は寒さが和らぎそうだ。  

 朝の冷え込みは続くものの、日中の気温は上がり、3月並みの所もありそうだ。ただ、気温が上がると雪解けが進むため、雪が積もっている所ではなだれや落雪などに注意が必要となる。 (気象予報士・多胡安那

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