「御用邸」の縁で3市町連携 那須町などが友好都市協定

協定書を掲げる(右から)那須町の平山町長、下田市の松木市長、葉山町の山梨町長

 互いに御用邸を有する縁で神奈川県葉山町と友好都市協定を結んでいる那須町は14日、同じく御用邸を有する静岡県下田市と新たに協定を結んだ。同市内で行われた締結式で平山幸宏(ひらやまゆきひろ)町長が協定書に署名。今後は災害協力や経済、教育などの幅広い分野で3市町間の交流を深めていく。

 町は昨年5月に葉山町と協定を締結。その後、下田市から同様の協定締結を希望する申し出があり、担当者間で協議を進めてきた。

 締結式は下田市民文化会館で開かれた同市市制施行50周年記念式典の中で行われ、同市の松木正一郎(まつきしょういちろう)市長、葉山町の山梨崇仁(やまなしたかひと)町長と共に平山町長が出席した。

 3首長は壇上で協定書に署名し記念撮影。平山町長は「互いに御用邸の所在地である自治体として、災害協力だけなく、経済やスポーツなどさまざまま面で連係を深めていきたい」と述べた。

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